不思議なご縁

憧れのあの家

随分以前、学校のPTA委員をしていたころ、定期的なミーティングの部屋の窓越しに新しい家が建築されているのがみえました。イギリスのタウンハウスに似たデザインの家で魅力がありました。 だんだんと完成に近づいて、数か月後、その完成したばかりの家に外国人一家が住み始めていました。 大きく窓が開け放たれていて部屋のインテリアを垣間見ることができました。

Ikebana-2.

なぜかずっと気になる家でした。いつかあの家に招待されることがあればいいのになあと強く思い続けていました。

思いが叶ったのは約半年後の事です。当時、私は趣味でいけはなを習っていて、外国人に日本文化を広める文化団体のメンバーにもなっていました。

ある日、「個人のお宅でいけばなのレッスンをしてほしい人がいるのでやってみませんか。」というオファーが来ました。 まだ大した経験もなかったので、恐る恐る引き受けました。

レッスン前の顔合わせの為、アフタヌーンティーに招待され、相手の家へ向かいましたが、近づくごとに「もしかして、あの家?」と思い始め、期待通りあの家に到着したのです。

laura-ashlay-style

建物にも魅力を感じていたし、インテリアの様子も思い描いていたとおり、クラシックだが重すぎず、私好みのローラ・アシュレイ風でした。

外国人の場合、「ツアーしましょうか?」と家の中を見せてくれる場合が多いです。 

彼女もローラ・アシュレイが好きで、インテリアの話で盛り上がり意気投合しました。家の中全てを見せて頂くことができたのです。

思いが叶うと強く信じるようになった例です

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