ミステリー &フェアリー アイルランド
1.グレートレイライン上に並ぶパワースポット、巨石遺跡
アイルランド各地に現存する、ケルトの遺跡、巨石遺跡、天文考古学的な遺跡は、北部カロウモア、ダブリン近郊のニューグレンジから、UKのストーンヘンジ、フランスそして遠くエジプトのピラミッドへとレイライン上に並んでいます。
2.伝説と神話、妖精の国
*聖パトリックの伝説では、アイルランド から蛇を追放したので、アイルランドには 蛇がいないと言われています。
アイルランドには、蛇がいないというのは 事実です。
アイルランドの人は、パトリック(男性) やパトリシア(女性)という名前が多く、 聖パトリックが心から敬愛されています。
*今も「妖精が存在する」と信じられているアイルランド!
アイルランドでは、妖精と生活しています。 ケリー周遊道路には、「妖精が通ります」の注意の立て札 が立っています。
レプラコーン(立て札にある妖精)は、靴職人のおじさんでよく働き、虹の根元に金貨を詰めた壺を隠していると言われています。
日本でも、新築の時に神主さんにお祓いをしてもらう風習が残っていますが、アイルランドでは、ケルトの司祭さんに(妖精の通り道をふさがないように)清めの儀式をしてもらう人がいます。
3.ケルトとドルイド
ケルトとドルイドの定義は混同されやすいのですが、ケルトはケルト文化を持つ民族を表し、ドルイドはケルト民族のエリート、スピリチュアルな能力を持つ人を意味します。
ケルトは、ケルト文化を持つ民族を表し「優れたもの」の意味。
<ドルイド&ケルト文化>
ケルトの文化とは、太陽崇拝、巨石信仰、樹木、河川、聖泉にスピリチュアルを感じ、神話、伝説として、文字を介さない口承文化。
多くの作家やミュージシャンを輩出して来たのも自然崇拝のケルト文化によるもので、かつてドルイド僧は、森に入り膨大な詩を吟唱しながらインスピレーションを受ける修行を行ってきた伝統があり、文学・音楽の才能がDNAにあると思われす。
ドルイドは、知恵・魔術・魔力を持つ者を表し、神官、預言者、魔術師、教師、哲学者などケルトのエリートクラスに属します。 夏至の日には、巨石遺跡で、ドルイド僧が集まり宗教儀式を行います。
ドルイドは、「樫の木の知恵」を意味する。
ドルイド僧と地下水脈
ドルイド僧は、ヘーゼル樹枝の二股棒を使って、地下水脈を見つけたと言われています。ストーンサークルの半径は、地下水脈の交差するポイントまでの深さと等しいと考えられ、この地下水脈の交差するポイントは、ヴォルテックス・スポット(渦巻きエネルギー地点)になっており、地上と地下のエネルギーの渦が反対向きで、エネルギーのゼロポイントになっています。
ドルイド
- ギリシャ語 Drus ( = Oak 、樫、オーク )
- Dryad ( = Tree or Wood Nymph 、 樹木の精 )
- ゲール語 Daur ( = Oak 、樫、オーク )
Draoi ( = Magician、 魔術師 )
ケルトの言語ー音声による分類:
P-Celtic は、”q”、”k”、”c”の代わりに”p”の音声が多い。
- アイルランド(ゲール語)- Q-Celtic
- スコットランド(ゲール語)- Q-Celtic
- ウェールズ(ウェルシュ語)- P-Celtc
- コンウォール(コーニッシュ語)- P-Celtic
- フランス (ブルターニュ、 ブリトン語)- P-Celtic